弁護士から課された「家計収支表」
「あればあるだけ使う」。それが当時の僕のルールでした。 キャバクラやクラブ、溢れる物欲。今が楽しければいいと自分を誤魔化し続けた結果、行き着いた先は「自己破産」という強制的なリセットでした。
すべてを失った直後、弁護士から課された「家計収支表」という課題。それが、僕の人生を変えるきっかけになるとは思いもしませんでした。今日は、散財の果てに自己破産した僕が、どのようにして「お金」との付き合い方を変え、少額でも貯蓄できる自分になれたのかをお話しします。
数字という「現実」が教えてくれたこと
家計収支表をつけ始めた頃の記憶は、今でも少しだけ苦いものです。 「自分はこんなにも無駄なことにお金を使っていたのか」という事実を、数字として突きつけられるのは、自分自身を否定されるような辛い作業でした。
何度も「あの頃に戻ってやり直したい」と泣きたくなる夜もありました。しかし、数字と向き合い続けたことで、ようやく気づいたのです。僕は「お金」を追いかけていたのではなく、単に「不安を消すための麻酔」を買っていただけだったのだと。
貯蓄とは「自分を信頼する力」のこと
今、僕は少額ですが貯蓄ができています。 かつての僕からすれば、「そんなことになんの意味があるの?」と笑っていたかもしれません。でも、今の僕にとって、その貯金通帳の残高は単なる数字ではありません。
「自分で自分をコントロールできている」という、揺るぎない自信の証明です。
散財していた頃の僕は、いつも何かに追われ、孤独で、自分に自信が持てない人間でした。でも今は、自分の収入の範囲内で生活し、未来のために少しずつ積み上げる。その普通の営みが、僕の人生から「見えない不安」を消し去ってくれました。
今、足がすくんでいるあなたへ
もし今、あなたが借金の重圧で「変わらなきゃいけないのに、どうしていいか分からない」と苦しんでいるなら、まずは専門家に話してみてください。
最初の一歩は恐ろしいほど重いです。僕もそうでした。でも、あのまま何もせず立ち止まっていたら、今も僕は同じ場所で震えていたはずです。借金の問題は、放っておいて良くなることはありません。むしろ、雪だるま式に膨らんでいくだけです。
結論|未来は「今」の行動でいくらでも書き換えられる
お金に対する考え方が変われば、人生の景色も変わります。 かつて自己破産というどん底を経験した僕でも、今の平穏な生活を取り戻すことができました。
貯蓄をすること。それは未来の自分を救うための、最も優しくて、最も力強い「自己愛」です。 あなたも今日、その最初の一歩を踏み出してみませんか?
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