自己破産前にカーリース返却!現実を突きつけられた実話|車を失う瞬間の喪失感

※数年前の体験のため、記憶をもとに書いています。

受任通知という「救い」と、その後の「現実」

弁護士の先生から「受任通知」が出たことで、あれほど私を追い詰めていた毎日の督促はピタリと止まりました。

『あぁ……これで少しだけ、助かったんだ……』

しかし、その安心感は長くは続きませんでした。 受任通知の発送から間もなくして、カーリース会社から1本の電話があり、わずか10日後には、毎日乗っていた車を返却することになったのです

自己破産の手続きは、想像以上に淡々と、そして容赦なく「大切なもの」を奪っていきます。今回は、私が「現実」を突きつけられた、あの日のリアルな体験をお話しします。


地獄の毎日からの「一時的な解放」

当時の借金は約4,000万円(住宅ローン約2,500万円、その他約1,500万円)。 給料日が来ても全く嬉しくない。返済しても利息で減らず、スマホの着信音が鳴るたびに心臓がバクバクと激しく波打つ――。そんな限界の生活でした。

弁護士の先生へ相談し、受任通知を送ってもらった瞬間、あれだけ鳴り響いていた督促の電話が止まりました。暗闇の中でようやく一息つけた、あの瞬間のことは今でも忘れられません。


早すぎた通告「車の返却手続きについて」

受任通知からわずか3日後。スマホの画面にカーリース会社の名前が表示されました。 淡々とした事務的な声。

『あぁ、やっぱり車も返さないといけないんだな……』

電話を切ったあと、呆然としました。手続きのあまりの早さと、冷たい現実。受任通知でホッとした直後だったからこそ、その落差が体に突き刺さりました。


「他人の目」が何より怖かった

手続きの心配以上に、当時の私を追い詰めていたのは、全く別の感情でした。

『ディーラーの営業さんに、自己破産することがバレたかな…』 『「自己破産する奴だ」と裏で思われているんじゃないか…』

今振り返れば、そんな世間体を気にしている余裕などないはずの状況です。でも当時は、他人の目が何よりも恥ずかしくて、怖くてたまらなかった。一度社会的な信用を失うというのは、これほどまでに生きた心地がしないものなのかと、身を持って知りました。


車に詰まっていた「家族の思い出」の重み

マイホームを失うこともつらかったですが、車を返すことも想像以上に胸にくるものがありました。

  • スーパーへの買い物、賑やかなドライブ。
  • 週末に家族全員で出かけた、あの楽しかった時間。

車内には、間違いなく家族の思い出がいくつも転がっていました。返却当日、相棒だった車を見つめながら、なんとも言えない寂しさと切なさが込み上げました。

『あぁ……私は、本当にここまで来てしまったんだな』

家だけでなく、車も手放す。その瞬間、私は「自己破産をするんだ」という重い現実を、五感のすべてで突きつけられたのです。


それでも、決断して本当に良かった

まとめます。受任通知は精神的な応急処置にはなりますが、手続きが進めば、生活を支えていた大切なものを手放す瞬間が必ずやってきます。

しかし、数年経った今の私は、あの時に決断して本当に良かったと心から思っています。 もしあのまま見栄を張り、借金を重ねてカーリースを維持しようとしていたら、今頃家族を完全に破滅させていたはずだからです。

失うものは確かにあります。でも、一度綺麗にリセットするからこそ、人生はもう一度、土台から立て直すことができるのです。


今、悩んでいるあなたへ

もし今、あなたが一人でスマホの画面を見つめ、誰にも言えない重荷に震えているなら、どうか一人で抱え込まないでください。

私も当時は「4,000万円も借金があり、車も家も失って、もう人生終わった」と本気で絶望していました。ですが、無料相談の門を叩いたからこそ、今の穏やかな生活を取り戻すことができました。

まずは専門家に現状を話すだけでも、次に進むべき正しい道が見えてきます。




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