勇気を出して弁護士のドアを叩き
住宅ローンを含め約4000万円。当時の僕は、その数字の重さ以上に、「こんな状況に陥ったのは自分という人間が欠陥品だからだ」という強烈な自責の念に押しつぶされていました。 弁護士に怒られるのではないか、呆れられるのではないか。そうやって自分の殻に閉じこもり、「相談」という出口を自ら封印していました。 今日は、あの日、僕が勇気を出して弁護士のドアを叩き、そこで人生を一変させる「ある真実」を知った時のお話をします。
「罪」を告白する場所ではない
事務所の椅子に座ったとき、僕は自分が「最低の失敗者」として断罪されることを覚悟していました。しかし、目の前の弁護士は僕の人間性を否定するどころか、極めて淡々と、そして事務的に現状の把握に努めてくれたのです。 僕が勇気を振り絞って尋ねた、「自己破産する人って、世の中にそんなにいないですよね?」という問い。それは、自分だけが特別に「終わった人間」であってほしいという、すがりつくような願いでした。
「特別」という呪縛を解く魔法の言葉
それに対し、先生は驚くほどフラットに言いました。 「たくさんいますよ。毎日のように相談を受けていますし、法の手続きとして一般的ですよ」 その瞬間、僕を縛り付けていた「自分は異常者だ」という呪縛が、カタリと崩れ落ちました。借金は僕の人間性の問題ではなく、誰もが直面し得る経済的なトラブルであり、それを解決するための「法的手続き」が誰にでも用意されている。自分は決して、社会の脱落者ではなかったのです。
「相談」という名の人生のスイッチ
一人でExcelと睨めっこしていたあの日々は、ただの不安の延命措置でした。 本当の解決は、計算をやめ、専門家に状況を丸ごと引き渡すことでした。受任通知が届き、督促の電話が止まったとき、僕は初めて、自分には「法的に守られる権利」があったのだと実感しました。相談とは、自分の過ちを認めに行く場所ではなく、自分の未来を守るための「権利の行使」なのです。
結論|あなたは、決して異常なんかじゃない
もし今、あなたが「こんな借金を抱える自分は恥ずかしい」と悩んでいるなら、どうかその思い込みを捨ててください。
弁護士は、あなたの過ちを責める人ではありません。あなたの人生を、もう一度平穏なものに戻すための「プロの整理人」です。 一人で暗闇を走るのは、今日で終わりにしましょう。弁護士事務所のドアを開けるというほんの少しの勇気が、今の「異常だらけの世界」を、普通の生活に戻すための最初の一歩になります。 あなたは、決して一人じゃない。そして、あなたの人生は、まだここから何度でも描き直せるのです。
【あわせて読みたい人気記事】
【あわせて読みたい人気記事】
借金地獄からどうやって人生を立て直したのか。多くの読者様に読まれている、私の体験談をまとめました。
【実話】多額の借金から立ち直った!私のリアルな生活費と再生の記録
【実話】自己破産して良かったこと5選|人生をやり直せた理由
【実話】借金管理をExcelで続けて終わりのない毎日
【実話】キャッシングの「30日間無利息」に救いを求めた末路

コメント